出雲市経営理念オートライフビュー

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オートライフビュー誕生の物語

昭和50年代から平成のバブルと呼ばれた時代。
何もしなくても車が売れた。それはつまり、お店の前に新車や中古車を並べるだけで、当たり前にモノが売れていた時代。
創業者の日野は当時鈑金職人でありながらも、営業マンと同じ、いやそれ以上に多くの車を販売していた。日々多くのお客様が何故か鈑金工の自分を訪ねて車を買いに来てくれる。人と人との繋がりを心に感じながら忙しくも充実した毎日だが、社内のチームワークの乱れ、お客様へ向き合う姿勢など、心にはどこか引っかかるものがあった。

そんなある日、会社に対する一件のクレームが耳に入った。それは、日野から新車を購入したお客様からだった。
『さっき会社に100万円持って行ったのに、会社から感謝の気持ちが感じられない。せっかくお前のところで買ったのに、それが当たり前のような、あの態度は何だ！！』・・・

今思えば、他のお客様からも、苦情は度々聞いていた。その都度、とにかくお客様に頭を下げて廻っていた。
毎日毎日、悩み続けた。一緒に相談できる同僚はいない。経営の知識もないから会社の方針も自分には変えようがない。

耐え難い孤独感、そしてお客様の怒り、悲しみ。

『自分はこれから先も、このまま一生お客様の苦情を聞くために仕事をするのか・・・？』

当時はまだ、顧客満足という言葉もない時代。
日野はついに創業を決心する。『自分で日本一お客様に喜んでもらえる会社を創ろう』

平成5年10月1日
オートライフビューは産声を上げる。
すべてはお客様の幸せのために。